われらカンゴ族
祖母 柴崎 悦子さん,母 布施 美智子さん,娘 布施 由美子さん
柴崎 悦子
1
,
布施 美智子
2
,
布施 由美子
3
,
本誌
1松永医院
2総合病院土浦協同病院内科外来
3土浦協同病院付属高等看護学院
pp.937
発行日 1988年10月1日
Published Date 1988/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922095
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悦子さん「50歳を過ぎてから看護学校へ通い始めたんです.夫が脳卒中で倒れて,5年間闘病したんですが亡くなって,その看病の経験を生かしたいと思ったんです.若い娘さんたちと勉強している間は本当に楽しかったですね.夫を亡くした悲しみからも立ち直れたし二度目の青春でした」美智子さん「私も7年前に夫を亡くして,かなり長い間落ち込んでいたんです.そんな時に母が看護の素晴らしさを話してくれて,あなたもやってごらんなさいと勧めてくれたんです.私にとっては看護が生きる支えになりました.看護を学んで患者さんに接して,人生観が変わったというか,目が覚めたという感じがするんです」
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