PROFILE
—パトリシア N. マーレイ—世界61か国から集まった女の子たちのお母さん役—「子供たちの成長を見つめているのは本当に楽しいことです」
pp.403
発行日 1987年4月1日
Published Date 1987/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921697
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思えば子供のころから,ナースになることを決めていたようだ.大体,あの時代,女性の職業と言えば,学校の先生か,秘書か,ナースという感じだったから.母親が教師だったので,結婚しても職業は持つものだと信じて育った.スクールナースになったのは,母親がR. N. だけでなく,余分に勉強して他の資格も取得しておくべきだと強くアドバイスしてくれたからだ.今,母は偉かったとつくづく感心,そして感謝している.
日本に住むのはこれが2度目で,最初は1978年から81年までの3年間,ビジネスマンの夫の転勤で来た.6か月後にナースとHealth Teacher(保健の先生)として,聖心インターナショナルに勤務した.2度目は1984年から現在にいたるのだが,幸運にも,すぐに空きがあったので,古巣へ返り咲いた.今回もナースとしてだけでなく2年生と10年生(高校1年生)の保健の授業を受け持っている.
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