グラフ
モノに表われた精神—第3回国際リハビリテーション専門機器展示会
望月 彬也
pp.378-383
発行日 1986年4月1日
Published Date 1986/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921372
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昨年の11月中旬より下旬にかけて,西ドイツのデュッセルドルフ市において開催されたヨーロッパ最大規模のリハビリテーション専門機器展に参加する機会を得ました.11月の中部ヨーロッパは,例年ですとまだ雪も降らず日本と比べても寒さはそれ程でもないそうですが,今年はもう7.8cmの積雪があり,気温も-2-3℃といったところで,どんよりと曇って,時々雪がちらつく毎日でした.
展示会は1977年,1981年と4年ごとに開催されており,今年で3回目です.医療,教育,職業,社会(生活)等のあらゆる分野にわたっており,また精神薄弱,肢体不自由,盲,聾の各障害に対応し幅広く展示されていました.展示会と併行してリハビリテーション研究会議と,日常生活に密接したテーマでフォーラム(公開討論会)ならびに参加団体,研究機関による情報・相談センターが開設され,参加者のニーズに対応しています.
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