グラフ
傷は泥にまみれ、多くの人はひどい感染症を起こしていた—コロンビアの火山噴火による被災者救援のため日赤医療班が派遣される
定松 栄一
1
,
本誌
1日赤本社
pp.258-263
発行日 1986年3月1日
Published Date 1986/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921344
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今世紀最大といわれる,南米コロンビアでのネバドデルルイス火山の噴火(1985年11月13日)によって推定2万人以上の死亡者,2500人以上の負傷者が出た.
溶岩とともに流された泥流によって,アルメロの町は消え,人々は熱い泥流の下になった.かろうじて生き残った人々は,みな熱傷や挫傷,裂傷を負い,ボゴタの病院に収容された.
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