ここまできた日本の医療・6
二重濾過血漿分離交換法—阿岸鉄三・東京女子医科大学教授に聞く
pp.604-607
発行日 1985年6月1日
Published Date 1985/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921096
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血液浄化法としての血漿交換法
—二重濾過血漿分離交換法は,進歩した血漿交換法と理解していますが,その血漿交換法の開発されてきた歴史から,お話いただきませんか.
1914年にすでにAbelらは,動物から全血を取り出して,遠心分離装置により,血球成分と血漿成分に分離し,血球成分を体に戻し,電解質液を補充すれば,大量の血漿を体外に採取できることを報告しています.
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