PROFILE
廣田義衛—勉強してほしい、患者を見てほしい、それが私の教育方針です
吉
pp.705
発行日 1984年6月1日
Published Date 1984/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920805
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退任とともに記念誌が出される
女子医専の看護婦養成所を卒業したのが1939(昭和14)年だから,戦前でもあり今では考えられないほど看護婦の社会的地位は低かった。
白衣を着けて,いざ看護婦として出発しようとしたら‘社会の看護婦に対する評価は低く,あまつさえ軽べつのまなざしで見られていることが分かったんです.家族ではどうしてもできない,ギリギリの命を守る,こんな尊い仕事をしているのに,と思ってくやしかったですね.よーし,白衣を着ている限り,社会的な地位を挽回するためにがんばらなくてはと思いました’
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