フレツシュ婦長
猪狩富美子さん—国際親善病院内科病棟
本誌
pp.721
発行日 1982年7月1日
Published Date 1982/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919590
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昨年4月婦長に.病床数80,スタッフ30名,結婚,出産,育児でブランクはあったが,子供も大きくなり一生の仕事にする覚悟で,看護に取り組んでいる,この病院に来て3年だが,この積極性と明るい性格を買われて婦長に.着任早々,‘患者さんに目を向けよう’をモットーに,3チーム編成の受け持ち制に切り替え,記録用紙の改善にも取り組んでいる.「患者さんのニードを先取りして,どんな患者さんにも〈看護されている〉と思われるような看護と目指しています」患者さんに目を向けると,医師への要求も多くなるが,「当然のことだと思いますし,同時に私たちがそれだけ勉強しなけれげなうない。幸い先生たちの理解も得られています.それに,スタッフ全員が積極的な姿勢を持っていて,何かやろうとする,きには,みんなが—緒に歩きだしてくれます.このことが私を支えてくれていますし,とてもうれしく思つています」闊達な話し口の中に看護への情熱があふれている.
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