グラフ
病気なんか吹きとばせ ワッショイ!—兵庫県立塚ロ病院小児病棟の‘夏祭り’
本誌
,
目黒 淑平
pp.1242-1247
発行日 1980年12月1日
Published Date 1980/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919105
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入院中の子どもの生活には変化や刺激が少ない.しかし,たとえ病気で入院中であっても,子どもの成長・発達にとって,日々の生活のなかでの変化や刺激は,遊びとともに欠かすことのできないものである.そこで,病状によるさまざまな規制のあるなかでも,子どもらしい夢や希望を育て,生活に変化やうるおいをもたらすためにさまざまな試みがなされている.
看護婦や保母による子どもたちとの遊びのほかに,七夕,夏祭り,クリスマスといった年間行事の開催もそうした試みである.兵庫県立塚口病院の小児病棟では,この年間行事をボランティアが中心となって自主的に運営し,子どもたちから大歓迎を受けているが,そのうちの‘夏祭り’行事を写真で紹介する.
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