プロフィル
—長浜晴子—アメリカ看護を創り上げたスピリットを学ぶ—アメリカを内側から見事に描いた“アメリカ看護を学ぶ”の著者
吉
pp.545
発行日 1978年5月1日
Published Date 1978/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918400
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聖路加看護大学はアメリカ看護の流れをくんでいたし,その基になったアメリカを肌で知りたいと思って,大学4年の時,すでに卒業後すぐアメリカの病院で働くことを考えていた.‘臨床の経験もないままでなぜ行くのか’と教師には一様に反対されたが,断固自分の考えを貫いた.
アメリカ看護協会に問い合わせたり,日本看護協会に足を運んだりした後,アメリカ文化センターの図書館で病院一覧本などからいくつかの病院を選び,自分で直接先方へ手紙を書いている.その中の1つニューヨークのコロンビア・プレスビテリアン・メディカルセンターから返事が来て,そこで1年間交換看護婦として働くことになる.とにかくすごい実行力である.
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