アイディア
経皮胆管ドレナージの固定と歩行時の貯留携帯袋
牛尾 千歳
1
1厚生中央病院5病棟
pp.870-871
発行日 1977年9月1日
Published Date 1977/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918205
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当病棟において,経皮胆管造影後のドレナージの症例は比較的多く,施行後の患者は,部位の固定および抜去の不安により,食事・睡眠・排泄はもとより,寝衣の交換,体位変換等も仰臥位安静状態をとり,看護行為に困難をきたした.患者のこれらの不安の除去,看護行為の安全のために,ドレナージ部位の固定と圧迫からの保護,患者に精神的負担にならないようにと,紙製検尿コップを利用した固定法を考えた.また歩行に際しては家庭用のポリ袋を用いて貯留携帯袋を考案したので報告する.
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