ベッドサイドの看護 特集/食事の援助
独身で知能レベルの低い糖尿病患者の食事指導
高比良 朝子
1
,
成田 祥子
1
,
榊原 純子
1
,
太田 美根子
1
,
川原 寿子
1
,
森田 芳子
1
1神奈川県立成人病センター
pp.581-586
発行日 1977年6月1日
Published Date 1977/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918167
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はじめに
糖尿病患者に対する食事指導では,いつもその患者に適した指導方法はどうあるべきか頭を悩ませている.当センターの糖尿病患者の多くは合併症を持っている人や高齢者が多いためか,入院期間は一般的に1か月,長くて3か月ぐらいかかっている.私たちは独身男性で知能のレベルの低い患者をむかえ,入院の時点でルーチンの糖尿病指導方法ではこの患者に理解させることは困難であると感じ,長期間にわたることを予測し,次のような働きかけをしてみた.
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