グラビア
とかく女は‥‥—生きがいはどこに
有馬 真喜子
1
1フジテレビ報道局解脱室
pp.110-111
発行日 1970年7月1日
Published Date 1970/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917535
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女のわたしにとって、とかく女は……とつぶやくのは、ほんとにサマにならないことだ。それは男のセリフであり、女が同じセリフを口にしたとき、たいてい、あとに続く言葉は自分の身にかえってきてしまうのだから。“とかく女は……”はだから女にとっては、ときにグチであり、ときに心の中のボヤきであり、ときに悲しみの精いっぱいの表現なのだ、としてわたしはつぶやきはじめよう。
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