ベッドサイドの看護
性格変化と失語症を伴った脳内出血患者の看護
谷 恵子
1
1坂出回生病院脳神経科病棟
pp.1228-1229
発行日 1974年12月1日
Published Date 1974/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917148
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私達は,日ごろベッドサイドナーシングを唱えながらも,現実には人手不足と処置に追われ,家族が付き添っている患者には,身のまわりの世話や,その他の雑務をほとんど任せきりなのが現状といわねばならない.
しかし,その家族が何かの事情で,患者に付き添えなくなった時に,はじめてその患者があまりにも多くの問題を抱えていることに気付くのである.ここにあげる事例は,右半身麻痺を残し,失語症のある脳内出血患者の看護の1例である.
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