ベッドサイドの看護
心筋硬塞患者に対するリハビリテーション看護
岩田 文子
1
,
堀田 かづ美
1
1富山市立富山市民病院内科病棟
pp.423-425
発行日 1974年4月1日
Published Date 1974/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916986
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わが国における冠動脈疾患は,欧米に比較して発生頻度は,少ないとされてきましたが,最近は生活様式や社会環境の変化により増加の傾向が目立っており,脳卒中・悪生新生物とともに成人病として注目されている.
当病棟においても,冠動脈疾患で治療を続けている患者が多くなった.なかでも,心筋硬塞はその発生が突然で,しかも病態の変化が急激であるため,正確な診断と適切な治療・看護が迅速に行われるか否かにより,予後が大きく左右されます.適切な治療・看護により病状の安定が得られた後,さらにリハビリテーションが行われているが,看護面では,まだあまり取り上げられていない.
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