ベッドサイドの看護
社会復帰をめざす筋ジストロフィー患者への援助
宮脇 あや子
1
1松山赤十字病院看護部整形外科病棟
pp.200-203
発行日 1974年2月1日
Published Date 1974/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916947
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
整形外科病棟では,現在のところとくに若い患者が多い.入院期間は数か月以上かかる場合が多く,患者の周囲には家庭的・社会的・経済的に数多くの問題が生じている.
とくに,若い女性患者は羞恥心や見えから看護婦に積極的に心を開くことが少なく,おとなしくて手のかからない患者として見過ごされがちであるが,一歩深く患者の背景をみつめることにより,1人1人の患者がかかえている大きな問題を認識することができる.ここに取り上げる事例もその1つである.
Copyright © 1974, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.