学生の研究
脳神経内科疾患慢性期患者の日常生活動作の機能回復への援助—指導者の立場から
津田 佳世子
1
1順天堂高等看護学校
pp.728-729
発行日 1973年6月1日
Published Date 1973/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916673
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看護を教えていて,いつも内心ひそかに辛い思いをするのは,看護活動の評価の方法論が不足していることである,看護のあり方,すすめ方は体系化されていても,自分の行なった看護をどのような指標を用いて客観的に評価すべきかということについて明確化されていない.このような側面からみると,この研究はわれわれ教師のというよりは今までの看護の弱点に迫った研究であると言えよう.
もちろん学生の行なった研究であるから,研究期間・研究能力などに制約があるため,研究の欠点・不備は種々みられる.
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