座談会
臨床での看護研究をめぐって
嘉野浦 靖
1
,
小田 協子
2
,
山本 貞子
3
,
阿部 寿満子
4
1下関厚生病院
2広島県立広島病院小児病棟
3鳥取大学病院整形外科病棟
4岡山大学病院
pp.684-689
発行日 1973年6月1日
Published Date 1973/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916665
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院内研究の現状
──最初に病院内でどのように研究発表会等を進めているかというようなことから……
嘉野浦 私はいまの病院にまいりまして,やっと3年というところですけれども,各病棟,それから外来ごとに割り当て制をしきまして,年間の計画に基づいてすすめています.任意に研究したものを発表させようとしても,なかなかむずかしいところがあり,1年間はずっと割り当て制でやっていったわけなんです.発表会は月に1回ずつもったわけですが,みな研究発表に追いまくられてしまい問題となったので,その次の年からはだいたい各病棟につき,年に2回ぐらいの割りでまわるような制度になりました.
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