2色ページ 統計
50-99床開設者別一般病院看護婦・准看護婦比の推移
大久保 正一
1
1日本大学医学部病院管理学教室
pp.353
発行日 1973年3月1日
Published Date 1973/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916598
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病院の開設者のうち市町村,医療法一人,個人がもっとも多く,これらが3本の柱をなしている.50-99床病院は数が多く,わが国では主役的役割りを演じている.図には国立病院も加える.
比は1970年個人,医療法人にもっとも大きく2.5,ついで市町村の2弱,国立病院は0.2程度である.動向をみると個人と医療法人とが平行して走り看護婦数も准看護女帝数もともに激増し,とくに後者の増加か大きい.市町村では,この規模では,はじめ看護婦数が減少し准看護婦数のみ増加したが,最近両者がともに平行して減少するようになった.病院そのものが減少している.国立も,はじめ准看護婦数のみが増加したが最近看護婦数が増加し,准看護婦数は横ばいとなった.
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