ベッドサイドの看護
母性保健指導のための5分間放送
小林 栄子
1
1岡山済生会総合病院産科病棟
pp.51-54
発行日 1973年1月1日
Published Date 1973/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916544
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
5分間放送の試み
最近は第1子出産の平均年齢が若くなり,外表の成長に比べ精神的な発育が未熟のまま母親となり,そのうえ核家族のため児の養育に不十分な点があるのではないかとの見解により,当院産科病棟では入院中の母親に保健指導として,退院・沐浴・調乳指導を行なっておりますが,これに加えて5分間放送を昭和46年8月より実施しております.
右の図をフロアに提示して,褥婦に内容を紹介しております.これは産科スタッフ一同で資料を集め,原稿を作成し,そしてテープの吹き込みなどそれぞれグループに分かれて行ないました.正常分娩ですと,分娩後1週間で退院しますので,1コースが週間になっております.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.