学会印象記
第27回国立病院・療養所総合医学会—看護分科会—これからの看護に望みをこめる
高鍬 昌子
1
,
吉田 貞子
1
,
前田 真代
1
1国立金沢病院
pp.1596-1598
発行日 1972年12月1日
Published Date 1972/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916518
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去る10月12,13日に開催された国立病院療養所総合医学会看護分科会に2年続けて参加する機会を得ましたので,臨床看護的な立場から私の感想を述べてみたいと思います.
まず最初に申し上げたいのは,今年は学会担当者のお心づかいから,千数百枚に及ぶ抄録が全部集録して参加者に配布されたということである.どんなすばらしい研究もその内容が十分に把握されないことやわかりにくいことなど,耳から聞くよりも一字一宇目で確かめしかもくり返し読むことのできるということは,参加者にとっていっそうの興味をもたせるという点で効果的であったと思う.
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