特集 沖繩の医療と看護
座談会 沖縄の看護事情
真玉橋 ノブ
1
,
金城 サヱ子
2
,
与儀 千代子
3
,
鈴木 淳
4
1中部病院
2那覇看護学校教務課
3厚生局医務部看護係
4琉球大学保健学部
pp.454-469
発行日 1972年4月1日
Published Date 1972/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916293
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鈴木(司会) 戦闘前後の悲惨な体験から今日までの26年間,本土とまったく異なる諸制約のもとで,沖縄は独特の看護制度を苦労して育てあげてきました.その独特さのなかには,未来への志向性が多く含まれておりますが,良きにつけ悪しきにつけ,復帰を契機に今までの独特さは大きな変化を遂げることでしょう.この時点において,過ぎこし方をふり返ることは意味あることと考え,沖縄の看護界をになっている方々のうち,特に3人にお集まりいただきました.
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