医学講座
新生児の黄疸
村田 文也
1
1都立母子保健院
pp.78-86
発行日 1970年4月1日
Published Date 1970/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914847
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I.はじめに
新生児の病的な黄疸のなかには,治療の時期を失すると,死亡したり,あるいは脳性麻痺などの後遺症を残すものが少なくない。
新生児の黄疸の大部分は生理的黄疸である。病的な黄疸を治療するための最初の手がかりは,言うまでもなく患者の発見であり,しかも看護者が最初の発見者であることが多い。
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