カラーグラビア カラースコープ
“先進国”にリハビリテーションをみて
小林 清子
1
1日赤短大
pp.6-7
発行日 1970年2月1日
Published Date 1970/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914762
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ここに掲げた写真は、スエーデンのストックホルム市立病院リハビリテーションセンターで見学してきたものです。さすがにリハビリテーションの先進国という印象で、患者さんたちは病院と直結していて、このセンターに来て、食事はもちろん、洗面、洗たくなど日常生活のすべてを体験できるようになっていました。
1000床ほどの大きい病院ですが、すべての器具にステンレスが使用され実にきれいなものでした。待合室など体育館ほどもある広さで明るく、また退院者のベッドはベッド毎消毒に出され次の人のために用意されるなど、その豊かさをみせつけられた思いです。これだけ大きくても管理はしっかりしているらしく実に整然としています。
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