講評
意義ある患者への姿勢
本誌看護研究委員会
pp.85
発行日 1969年2月1日
Published Date 1969/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914381
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この報告文を読み,報告者の方々が患者個人個人に別個に目をむけて看護を行なうことが,いかに大切であるかがわかられたことが大変よかったと思う。タバコを報酬として与えたことの是非は別として,これを通して,報告者も述べているように,患者,看護婦間の人間関係がこれまで以上に細やかになってきたこと,言いかえれば,看護婦の患者に対する接し方に,患者をより知ろうという変化が出てきたのではないかと思った。この貴重な成果を今後とも育てていっていただきたい。
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