医学と看護
口唇部の形成外科手術
大浦 武彦
1
1北大形成外科(皮膚科)
pp.48-52,80
発行日 1968年12月1日
Published Date 1968/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914232
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
I.はじめに
形成外科が日本に導入されてから約10年になるが,一般には,あまり知られておらず,したがって,まず形成外科がどのような科であるかを説明する必要があると考える。
形成外科(plastic surgery)の定義としては,先天性あるいは後天性の体表面の組織欠損および変形を主として組織の移植によって補修し,その目的とするところは患者のハンディキャップをなくして患者をして社会に適応さしめるとされている。
Copyright © 1968, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.