麻酔の知識・6
救急蘇生法
沼田 克雄
1
1専売公社東京病院麻酔科
pp.62-63
発行日 1968年9月1日
Published Date 1968/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914120
- 有料閲覧
- 文献概要
急性の重篤な呼吸,循環の抑制,または停止に対して行なう。秒を争って直ちに開始すべきで,いたずらに器具の用意や診断にとらわれて,時間を費すべきではない。まず呼吸と循環を保ったうえで,診断を考えることもやむをえない。ただし最初からその状態が不可逆的とわかっているならば,救急蘇生法は無意味である。
Copyright © 1968, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.