特集 戦争と平和
わたしの読後感「白の墓碑銘」を読んで
先輩たちのもだえの跡
国井 栄子
1
1岡山赤十字高等看護学院
pp.36-37
発行日 1968年8月1日
Published Date 1968/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914079
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私があの悲しい終戦をむかえたのは,女学校の時であった。だから,戦争の苦しさや悲しさは,よく知っていたつもりであった。
しかし,“白の墓碑銘”を読み終わり,私が知っていた戦争の苦しさや悲しさは,単なる,センチメンタルな感情にすぎなかったことを知らされた。
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