特集 看護婦の勤務と生活の合理化
第2部 よりよく学ぶために
カンファレンスの仕方—ひとつの事例をめぐつて
佐野 しよう
1
1東京医科歯科大学医学部付属看護学校
pp.78-79
発行日 1961年6月15日
Published Date 1961/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912542
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カンフアレンスの仕方といえるかどうか,はなはだ自信のないことであるが,そしてまだその途中で結果は出ていないが,現在行なつている例を述べさせていただくことにする。
各病室で毎朝のように,申し送りの時間を利用して,たとえば発熱とか,浮腫とかいつた小さな事柄を取り上げて,学生をまじえ全員でカンフアレンスを行なつているし,また月に何回か研究発表を中心に(これは医師も入る)行なわれている。ここでそれらとは別に,どうしたらより効果的な,より楽しい実習ができるか,という問題を取り上げたカンフアレンスの1例をのべてみたいと思う。
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