Nursing Study
小児外科の看護
酒見 邦子
1
1大阪赤十字病院小児科
pp.73-76
発行日 1962年11月1日
Published Date 1962/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911784
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はじめに
小児外科としての定説は洋の東西を問わず,15歳以下の子どもたちを対象として,新生児,乳児,幼児,学童期などの年令的分類に従って症例を整理し,小児外科としての分野を独立させている。
小児外科として,とくに気をつける必要のあるものとしては,新生児期,乳児期のものであり,幼児期,学童期となると,一般の外科的知識で取り扱っても大過なく処置し得る可能性が大きく,新生児を含む乳幼児外科というものが,小児外科の本領であるということができるといわれている。
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