ナースの意見
“いのちとはなし合い”にこたえて
Y
pp.73
発行日 1961年3月15日
Published Date 1961/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911297
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12月号の「とびら」「いのちとはなしあい」を読み一言云わせていただきます。
病院のストに関する記事でした。いままで長い間,看護婦はナイチンゲール精神の名のもとに低賃金で又悪条件で労働することを強いられて来ました。しかし私達も人間であり,労働者です。慈善事業団体の一員ではないのです。6900円の賃金,雨もりのする寄宿,患者10何人に1人の看護婦,これらの悪い労働条件から抜け出し,人並みの生活をと立ち上つたのが病院ストです。「話合い」がつかなかつたからです。
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