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癩療養所の日記〔4〕
倉重 節子
pp.71-72
発行日 1961年2月15日
Published Date 1961/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911270
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☆5月8日
内科病棟勤務 第3週
2, 3日平穏な日が続いて気持が良かつたのに,またMが騒ぎ出した。
投与された睡眠頓服薬に対し“こんなものはいらない”と突き返した。その言葉と動作の中にどれほどの意味が含まれていたかを知らされる。Mは言い張る。
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