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楽しく豊かな生活を—狭いながらも住みよい我が家
永井 敏枝
1
1中央鉄道病院看護婦養成所
pp.45-48
発行日 1960年1月15日
Published Date 1960/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911018
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6畳1間の生活,寄宿舎の一隅のこの6畳が私の私生活の場であります,便利に,そして楽しく豊かな生活をしたいと思うのは誰れしも望むことでしよう.私は私なりにその理想像に近づけようと工夫(?)しているつもりです.
先ず6畳より増築することは絶対不可能のことです.ここに並んでいる調度品も最底限度の必需品です.はじめての方が訪問下さつて「随分物持ですね」「新家庭のようね」と言われますが,これも狭い部屋のためでしようか.「ええ,ないのは旦那様だけヨ」といつてのける私ですが,これもこれだけは絶対必要な調度品であるからでしよう.
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