口絵
保助看法施行10周年記念式典開く/ソヴィエトの医療施設から
pp.29-32
発行日 1958年11月15日
Published Date 1958/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910729
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現在の新しい看護制度の基本法もなり,それによつて日本の看護の水準を高めた「保健婦,助産婦,看護婦法」施行10周年の記念式典が7月30日東京霞ケ関の厚生省講堂で行われ,感謝状,表彰状の贈呈,藤田たき先生の記念講演等を通して全国10余万の保健婦,助産婦,看護婦さんや看護学生を代表して集つた300人の人々は今後この制度を守り育っていく決意を固めました.
式はまず,戦後の混乱時代からここまで看護制度を確立し,優秀な看護婦を育てあげている経緯を小沢竜医務局長が説明し,次いで,感謝状の贈呈に移り,本社発行の「看護学教科書」の監修者として皆さん方におなじみの国際聖路加病院長橋本寛敏先生,同じく「高等看護学講座」の著者聖路加短期大学の前田アヤ先生,また永く公衆衛生や看護婦さんのために影の力となつて尽力した朝日新聞社厚生事業団の代表等6名の方々に感謝状が贈られました.
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