講座
口喝を訴える患者の看護
紺野 こう
1
1東京医科歯科大学病院
pp.31-37
発行日 1957年12月15日
Published Date 1957/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910495
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口渇とは,主に体内の水分不足から起る水分の要求現象で,口腔,咽頭の渇きをいう。また局所的な刺激によつて起る場合もある。
口渇は各科の患者を通じて多くみられるものであつて,この看護も大切な看護の一つであると思う。いずれの科に属する患者の場合も口渇に対する看護は同一であるが,ここでは主に内科患者としての場合をとりあげて,看護上の勉学の一端に貢献することができれば幸と思う。
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