附録・写真でみる看護技術・35
眼科疾患の治療介補
佐藤 たか子
1
,
金井 光子
1
,
戸塚 清
1関東逓信病院眼科
pp.73-96
発行日 1957年1月15日
Published Date 1957/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910275
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眼科に於て看護婦が受持つている役割は大きく,医師を介助して診療を万全にするには看護婦として細心の心使いが必要です。
使用薬品は他科に比べますと少量の場合が多いのですが一滴でも誤つて用いる時は,重大な影響を及ぼす怖れがありますから此等の整備には周密な注意を要します。又多くの精密光学器械類や手術器具類の整備保全にも大きな責任があります。手を引かれる様にして来院なさつた患者さんが治療の効あつて歓喜の瞳を輝かせ乍ら退院されて行くお姿を見送るのは私共の最大の喜びです。
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