特集 こういう看護を何故すべきか
浮腫の看護
設楽 智子
1
,
佐久間 悦子
1
1東京鉄道病院看護婦養成所
pp.105-111
発行日 1956年10月15日
Published Date 1956/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910203
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浮腫とはどういうことか
血液から毛細管壁を通して水分,塩類,血漿等が組織間隙内及び体腔内に正常より異常に多量溜つた状態を水症といゝ,特に組織間隙内の水腫を浮腫(水腫)といゝます。
この異常に多量に溜つた液体成分は濾出液又は浸濾液(病的濾出液)で一般に淡黄色,透明アルカリ性で凝固性がないのが普通であります。
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