随筆
看護婦さん
吉行 淳之介
pp.171-172
発行日 1956年4月15日
Published Date 1956/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910102
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著者は一昨年(29年)作品“驟雨”が芥川賞を受け,第三の新人として意欲的な活躍をしている作家。
新興芸術派の作家吉行エイスケ氏の令息,代表作には“原色の街”“ある脱出”“祭礼の日”“ばら”がある。28年から29年にかけて約1年間肺結核で清瀬病院に入院されたが,現在は恢復され痩せてはいらつしやるが,大変お元気の様子。
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