講座
倦怠感の訴え—だるさ
島本 多喜雄
1
1東京医科歯科大
pp.6-8
発行日 1955年6月15日
Published Date 1955/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909843
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春さきは体がだるくてねむい。とくに昨日今日のように暖かく日あたりのよい縁がわで静かにしているとまことによい気持にさそわれついいねむりもでる。
そこでねむ気を無理にはらいのけてこの筆をとるわけであるがこのような現象に一応の理解ができたのはごく新しいことである。このことをお話するにはまず第一にからだと精神がどうして醒ざめどうして寝るかということをお話しなければなりません。
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