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特集 倦怠感(だるさ)への対応
倦怠感(だるさ)をこう治療する
倦怠感(だるさ)への薬物療法の実際
Medication to patients complaining of fatigue
飯島 克巳
1
1町立八丈病院総合医療科(自治医科大学地域医療学)
pp.552-555
発行日 1997年7月15日
Published Date 1997/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902192
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「だるい」という患者の訴えは,自覚症状である.その中味は,患者によって異なる.「体に力が入らない」,「気力がでてこない」というように,患者の言葉で具体的に記す.これが,だるさの原因を発見する手がかりになる.だるさそのものに対する薬物療法はない.薬物を処方する際には,原因療法か,対症療法か,プラセボ効果を期待して処方しているのかを常に自覚していなければならない.
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