発行日 1953年2月15日
Published Date 1953/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661907251
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かも風景を主體とするので,樹木草苔等は天然のものが使用され,簡單なものならばちよつと技巧を加えるだけでも,手輕く景趣を,現わせる特長があるからであります。現今は天然の樹木の代りに造木技術も發達して,これを使用する傾向になつてきましたが,從來の盆景色彩では浩木は一部を除き,調和の點に未だ研究の餘地が多く,之を生かすためには今後も色感の研究が必要と考えます。
これから述べるのは,一定の水分を含む材料をあしらつて製作する盆景で,永久に保存することが出來ます。掲載の寫真は乾燥のものであります。
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