発行日 1952年11月15日
Published Date 1952/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661907161
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隔離病舎と云えば,キツネかタヌキの出よるうな淋しいところに—屡々,誠に手まわしよく,火葬場の隣などに立つている。
新しい計畫こよると,今迄小さい町村が夫々小さい病舎を持つていたものを,十カ町村内外の連合にして,20床内外の病院とし,設備としては,フオルマリン消毒器,水洗便所(どんな山の中でも)ナースコール,リネン室,汗物處理装置などを備え,外觀をあくまでも明るくし,完全看護,完全給食を原則としている。そして患者輸送車を備えていて,連合町村のどこへも30分位の間に迎えに行くようになつている。
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