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國立中野療養所に於ける看護管理の改良(2)
春木 秀次郞
pp.23-25
発行日 1951年8月15日
Published Date 1951/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906906
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4.食餌の合理化
一日に4時間安靜
9時間安靜,その他の時間は身の廻りの仕事をする程度の運動では50瓩の男子で,無熱の場合には,2.200カロリーで十分である。蛋白質は70〜80グラムで,その3分の1〜2分の1が動物性である事が望ましい。
脂肪は,その人の經濟状態と胃腸の耐え得る範圍に於て成る別く多量を與えるようにする。脂肪のよい理由は,肺に多くの負擔をかけないで,多量のカロリーを産出するからである。脂肪の中では,バター,牛乳が最も優れている事は申すまでもない事である。
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