発行日 1947年10月15日
Published Date 1947/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906240
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緒 言
患者の體温測定は脈搏測定とともに看護婦が日常必ず行はなければならない仕事の一つであつて,病疾の診斷,經過,豫後判定の上に重大示唆を與へるものであるから極めて嚴正に注意周到に施行すべきである。しかるに教程の教へる所は簡明に過ぎる恨みがあり,測定に際しては無造作に流れる傾向がないでもない。科達は最近體温測定の實際に就て2,3試み甚だ興味ある結果を得たので,諸姉の参考に資し度と思ひ茲に報告する。
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