連載 臨床で研究に親しむ・24(最終回)
研究報告書をまとめる
金井Pak 雅子
1
1国際医療福祉大学
pp.1188-1191
発行日 1998年12月1日
Published Date 1998/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905735
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
2年間にわたる連載も今回で最終回を迎えました.今回は,看護研究の仕上げである研究報告書の書き方について解説します.研究を行なっていざそれをまとめる段階となると,とてもたいへんな作業と感じることがあります.なぜなら「文字にする」ということに私たちは苦手意識がはたらいてしまうからです.しかし,どんなにすばらしい研究をしてもそれを論文としてまとめなくては,その結果は研究者以外には伝わりません.研究論文は書く順序が決まっているのでその通りに進めていくことで,次第に書きあがっていきます.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.