連載 Bonjour! パリの看護婦さん・3
開業訪問看護のヴェテラン エリザベート・ベルトローさん(その1)
奥田 七峰子
1
1アメリカン・ホスピタル・オブ・パリ
pp.276-279
発行日 1997年3月1日
Published Date 1997/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905303
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日本でも少しずつその地盤が固まりつつある訪問看護婦.看護婦本来の領域と医師の判断が必要な領域とが密接していて,その範囲の不透明さと責任の問題がやはりフランスでも大きな問題になっている.また,経済的にも明るい時代は過ぎ,厳しい時代が到来したといえる.それでもなお,この分野で仕事を続けたいと言う彼女たち.
今回は,独立開業の訪問看護婦歴17年のエリザベート・ベルトロー氏にインタビューをした.腎臓内科医を夫に持つ彼女は現在3人(看護婦2人,看護士1人)で1つのグループを作り,一緒にスケジュールを組んでパリ郊外で活動している.
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