連載 私が手術室看護に魅かれる理由・4(最終回)
患者の姿に支えられて
田中 宏美
1
1(前)神戸市立中央市民病院中央手術室
pp.714-717
発行日 1995年7月1日
Published Date 1995/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904862
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
手術室での仕事も充実し,私は現在,看護婦として7年目の春を迎えた.
前回の終わりで触れたことだが,私は1993年10月に開かれた第7回「日本手術室看護学会」にシンポジストとして参加した.このことがきっかけとなり,本稿を執筆させていただくこととなったのだが,このような機会がなければ,私の看護は臨床の場で,「6年間手術室看護を行ないました」で終わってしまったかもしれない.このチャンスに恵まれたことで,自分がこれまで,そして日頃行なっている看護を振り返り,手術室看護についても深く考える機会となった.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.