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特別記事
フォーカス・チャーティング:看護記録の簡素化
Focus Charting: Streamlining Documentation
操 華子
1
,
岩井 郁子
1
,
Susan S. Lampe
1聖路加看護大学
pp.380-384
発行日 1995年4月1日
Published Date 1995/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904787
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このシステムは,現在の患者の状態を一目で理解できる看護記録の提供を可能にするものである.
すべての医療従事者は,患者ケアに関する適切で,完全な記録の作成を期待している.看護管理者たちは,規定を守る者として,基準に適合した,しかも第三者の支払機関や法的な面においても弁明するために完全な記録を作っておかなければならない.看護教育者たちは,患者のケアの継続性を維持し,治療に対する患者の反応を評価するための主な手段として,系統だった患者の記録が重要であると強調している.患者に直接ケアを行なう看護婦たちは,迅速かつ簡潔に,必要とされる看護記録の記載を済ませてしまいたいと望んでいる.看護記録の最小限の重複によって,看護婦たちは自分の患者のベッドサイドケアが可能になるのである.
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