連載 でも、やっぱり歩きたい[直子の車椅子奮戦記]・26
言葉の重さ
滝野澤 直子
pp.184-187
発行日 1994年2月1日
Published Date 1994/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904478
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タイミング
白衣を着ている人の言葉は重い.
自分が看護婦だったころには何気なしにポンポン話をしていたけれど,患者になってみてゾォ〜.医療者の言葉がこんなにも,患者の心を大きく揺さぶるものだったなんて.すぐむかっぱらを立てる私は,2年半の入院中に両手と両足の指を足しても数えきれないほど何度もケンカをしてしまいました.
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