巻頭グラフ かお
小松寛志さん—山梨県・峡西病院 看護士にして気功家,しかして詩人・こまつかん
本誌
,
こまつ ひろし
1
1峡西病院
pp.588
発行日 2000年7月1日
Published Date 2000/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661903497
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今月の特集(607ページ)に登場の気功歴20年の小松寛志さん(47歳).四方に山を望む甲府盆地の櫛形町に育つ.高卒後,看護専門学校へ進学就職も地元の峡西病院で,ずっと精神科の現場を歩んで現在は看護長.精神病院の激しい変革期を身をもって体験してきた世代だ.看護は変わるべきだと,若い頃は批判的な文章も書いた.日看協や日精看にも加入し,話し合える仲間もできた.自分では人見知りの引っ込み思案だと思っていたのに,看護を仕事に選んだのは,人に何かしてあげることが好きだったから.一方,不思議大好き少年で深層心理への関心が強く,催眠術や占いにも相当熱中した.それが気功指導者への道につながるわけだ.
気功指導者としての活動は求めに応じて随時.今は看護への応用を特には意識していないが,気に敏感なことは看護の感性を磨くことと一緒だと思う.看護にも相性はある.気配りが大切.無理をすれば角が立つ.スタッフが言うには「うまい具合にやってね」が近頃の小松看護長の口癖だとか.
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