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ターミナルケアからの歩み—一看護婦の「物語」・2
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竹内 輝江
1
1大阪府立病院外科病棟
pp.176-179
発行日 2000年2月1日
Published Date 2000/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661903411
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ここは,病院?
千葉敦子さんが書かれた本『よく死ぬことはよく生きることだ』のなかに出てきた,ニューヨークのキャルバリー病院.ここを訪れるために私は,まる2年働いた病院を退職しました.そして,ニューヨーク市立図書館の地図閲覧室に何回も通い,なんとか病院の所在地を探し当てたのです.
中央駅から6番の地下鉄で30分.駅を降りて右のほうへ10分ほど歩くとキャルバリー病院がみえてきます.大きな窓がたくさんある6階建ての建物で,1・2階が外来や検査室,3階以上が病室になっています.外観は,病院というよりこぎれいなマンションのようにみえました.
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